HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリストを取得しました。

小ネタ日誌。

2015年05月01日

こんにちは。先日、HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト を取得しました。
今回は、認定までの経緯と、資格の紹介をしてみようと思います。

日常を振り返る

日常、当たり前にしている行動。

ふと客観的に見ると、無駄であり、慣れから「覚えた」行動。

これらをうまーく改善することに非常に長けていたのが、スティーブ・ジョブズであり、Appleであり、多くのファンに愛される理由なのだと個人的には思います。

話はWebの世界に

私は、ガラケーのショートメールに始まり、Web2.0とともにWebを学び始めました。

ロングテール、クチコミ、ブログ、SNS、クラウド・・・。
Webサービスはどんどん生まれましたが、どれも似たり寄ったり。

始めはWebサービスを使えることで、「満足感」を得られていたのに、使いにくいから「イライラ」をきたす。少し経つと、Webサービスの見た目(デザイン)とできること(機能)が変わって、Webサービスが使いやすくなり、「うれしい」「便利」の満足感を得られる。・・・私もそんな利用者の1人でした。

Webディレクタになること

保守サービスの中には、機能・データ中心で、人に優しくないサービスもありました。(・・・開発当時はそれがベストだったのかもしれないけれども、このまま改善をしなければ、問合せは減らないんだろうなぁと思いつつ、業務をこなす日々。)

またこの頃、巷では、UXの向上、顧客の満足度を上げる、ユーザに優しい、アクセシビリティ、ユーザビリティというキーワードが。(諸説あるかもしれませんが、私は「使いたい人がちゃんと使えて、かつ使いやすいと思えるサイトをつくろうよ」というスローガンみたいなものだなと理解していました。)

そんな時代とともにWebを勉強してきて、「痒いところに手が届く、ヘルプ機能のいらないWebサービスを生み出せる人になりたい」ということで、自称Webディレクタとなり、現在に至ります。

Webディレクタがすべきこと

Webディレクタというのは、一人でWebサイトを作っていくわけでありません。

私はWebディレクタという役割を、「使いたい人がちゃんと使えて、かつ使いやすいと思えるWebサイトをつくるため、デザイン、フロントデザイン、画面などといったWebの表層を中心に、きちんとした筋道を立て、あらゆる関係者の思いや意見を表現し、つなぐ人」、言わば交通警備のような役割と理解しています。

この役割をきちんと果たせるか、ただの伝書鳩になってしまうかによって、出来上がるWebサービスは大きく変わります。人が使うことを前提としたきちんとした根拠を基に、無理のない設計・デザインによるWebサービスが作ることで、当然、顧客の満足度も向上し、問合せの改善といった企業の課題改善にも寄与できるということを学びました。

人間中心設計スペシャリストになること

HCD(Human Centered Design)とは

  • モノ中心から、使う人間を中心にしたモノ作りへ
    これからはモノだけでなく、それを使う人間の要求に応えるために技術を生かさなければなりません。
    HCDでは「人間」を中心にすえて、人間の要求に合わせることを優先して設計します。
  • 問題点の改善から、新たな魅力の創造まで
    HCDがめざすのは、ユーザビリティの向上です。このユーザビリティとは、単に現状の問題点を改善することではありません。
    より積極的に、人間の要求に応える新たな魅力を創り出すものです。
  • 「手戻り」を減らし、顧客満足と企業利益を同時に達成
    CDの導入によって、ユーザはモノをよりスムーズに、楽しく使うことができるようになります。
    メーカーにとっては、顧客からの操作に関する質問や「手戻り」が減り、コスト削減と顧客満足(CS)を同時に達成することができます。
※引用:HCDとは

上記を知り、自然な流れで本認定を受けてみました。

これまでの経験を評価して頂き、無事、「商品やシステム開発における人間中心設計プロセスについて、それなりの知識と能力をもって、実践できる人」として認定されました。

認定内容からもわかる通り、この資格はWebだけでなく、様々な業種のモノ作りをする人が当てはまります。
2015年4月28日現在、人間中心設計専門家は402名(うちSCSK1名)、人間中心設計スペシャリストは105名(うちSCSK5名)がいます。そのメンバーとの交流も深めながら、より相応しい人間中心設計スペシャリストとなるべく、邁進していきたいと思います。

参考

WEBSASにも、CMSを中心としたサイト構築に長けた アーキテクトやPM、Webコンサルタントが活躍しています。 順次、サイト内の「実績」や「WEBSASの目(コラム)」で紹介したいと思います。