Sitecore Digital Marketing Summit 2018 に協賛しました。

小ネタ日誌。

2018年12月11日

Sitecore Digital Marketing Summit 2018 会場風景

こんにちは。
先日、Sitecore Digital Marketing Summit 2018(以下、Sitecore Summit 2018)のイベントに協賛しましたので、その様子をご紹介したいと思います。

「Sitecore Summit 2018」は、個客に最適なCXを演出しロイヤリティを獲得した先進事例や、そのためのアプローチ、テクノロジー、ソリューションを一堂に紹介する、サイトコア社主催のイベントです。

2018年11月9日にホテル雅叙園にて開催されました。

日本では2016年から3回目の開催であり、2016年にパートナーとなったSCSKも昨年に引き続きBag&Strap Sponsorとして協賛させて頂きました。

今年のイベントのポイントとして、これまではユーザ企業・パートナー企業による事例や実績紹介が中心だった事に加えて、Developer向けのTrackが用意された点があげられます。

このことは、Sitecoreがグローバルだけでなく国内でも認知度を高め市場でのポジショニングを強固なものとしている背景を受けて、今後Sitecoreソリューションに取り組んでいきたいパートナー企業が増えてきている気運を感じました。

今回、「Sitecore Summit 2018」のイベントで印象に残った内容についてレポートさせて頂きます。

Sitecoreが牽引するデジタルマーケティングの未来

Sitecore Corporation A/S CMO(最高マーケティング責任者)ペイジ・オニール氏の基調講演でイベントは幕をあけました。

ペイジ氏の講演では、これまでのSitecoreのイメージであるところの「高性能・高機能なCMSツールベンダー」から、時代のトレンドに即した「デジタルマーケティングプラットフォームベンダー」「次世代コマースプラットフォームベンダー」へのビジョンを示されておりました。

また、デジタルマーケティングの先進事例として、Sitecore Experience Awards'18を受賞したVolvo(ボルボ)社の事例を紹介されておりました。

ボルボ社は誰もが知る自動車メーカーであり、企業理念に「ボルボ設計の基本は常に安全でなければならない」とある通り、「高い安全性」がブランドイメージの企業です。

しかし、昨今の自動車業界を取り巻く環境変化(自動運転、原油高、法規制など)やイノベーション(シェアライドなど)の登場により、消費者の意識も「所有から利用」へ変化しており、その中で、CaaS(Car as a Servire)やMaaS( Mobility as a Service)といったバズワードも生まれております。

ボルボ社もこのトレンドを踏まえ、消費者に対しては「単に安全性の高い車を販売する」だけでなく「車を使った魅力的な顧客体験を提供する」事を意識した、マーケティング施策を実践していると感じました。

このビジョンはまさにSitecoreのロードマップと合致しており、強力なデジタルマーケティングプラットフォームとしてSitecoreが採用された理由だと言えます。

※ボルボ社事例 参考URL:https://www.sitecore.com/ja-jp/customers/automotive/volvo

Stylelabs買収、更なるカバレッジの拡大

2018年10月にプレスリリースされた、Sitecore社によるStylelabs社買収も、基調講演での大きなトピックの一つでした。

Stylelabs社は、「Marketing Content Hub®プラットフォーム」を立ち上げ、DAM(Digital Asset Management)、MRM(Marketing Resource Management)、DRM(Digital Rights Management)、PIM(Product Information Management)といったソリューションを提供するベンダーです。

Stylelabs社のソリューションは、Sitecore社の提供するWCM(Web Content Management)、MA(Marketing Automation)、DMP(Data Management Platform)などのWebフロントエンドのソリューションと相互補完関係にあり今後ソリューション間の連携が強化される事が期待されます。

このことは、広告の企画・制作、広告の配信・コンバージョン・購買行動の分析、その結果としての改善企画といった、デジタルマーケティングのプロセスが完全に統合される事を意味しています。

個人的には、この買収劇がエポックメーキングとなって、近未来のデジタルマーケティングの世界が啓けていく印象を受けました。

Stylelabs買収プレスリリース

「デジ損」とは?

日本法人のサイトコア株式会社代表取締役 酒井氏は、講演の中で「デジ損」という考え方を提言しておられました。

酒井氏の言葉を借りると、「多くの訪問者は何かしらの目的をもってそのWebサイトにアクセスしてきます。

しかし、せっかく訪問しているにも関わらず、その訪問者にとってまったく関係がない、あるいは興味のないコンテンツを表示してしまっていることで、訪問者の興味を喚起することができず、すぐにサイトを離脱してしまい訪問者をコンバージョンに導く機会を逸してしまっている」この状態を「デジ損」と呼んでいるそうです。

スマホのような個人特化デバイスの普及と、ユーザを満足させる無料コンテンツが氾濫するインターネットの隆盛により、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど、旧来のマスメディアを使ったマーケティング手法は衰退の一途をたどっている事は周知の事実です。

ユーザの視聴時間を奪い合うネット社会においても、デジタルマーケティングの競争は激化しており、パーソナライズやレコメンドといったOneToOneマーケティング施策を積極活用してく事が競争優位性を確保する為に必要です。

「デジ損」とは、現在のデジタルマーケティングの潮流に乗り損ねてしまう事でやがて淘汰されゆく広告及び企業に対する、警鐘にも思えました。

SCSKも出展しました

Sitecore Digital Marketing Summit 2018 会場風景

当社もSitecoreのパートナー企業として、ブース出展させて頂きました。

SCSKブースでは、WEBSASのサービス内容やSitecoreの活用事例についてご説明させて頂き、Sitecoreのユーザ企業様を中心にたくさんのお客様にお立ち寄り頂きました。