大手製薬業様 製薬情報提供サイト構築事例

基本情報

業種・業務
医薬品および医薬関連製品の開発・製造販売
プロジェクト期間
2010年10月~2011年1月
サーバー環境
RedHat Linux / PHP / eZ Publish / MySQL
実施行程">
  • 企画
  • 要件定義
  • システム開発
  • システム運用
  • 業務運用

概要

導入の背景
段階的に増えていくサイト構築のコスト削減と運用の簡素化
導入のポイント
新規サイト構築時の期間とコスト削減のためのクラウドとCMSの導入
システム概要
クラウド+LAMP+オープンソースプロダクトの活用
効果・展望>
新規サイト構築時に共通基盤を利用することによる期間とコスト削減
既存テンプレートを流用することによるデザインの統一化
スキルに依存しないコンテンツ運用の実現

サイトの短期立ち上げと運用負荷軽減の必要性

医薬品の情報提供サイトは一般的なブランドサイトとは異なり、正しい製品情報や適正使用情報を提供するものなので、厚生労働省の承認がおりて初めて一般に公開することができます。また、年間数点医薬品が上市され、それにともない短期でコンテンツを立ち上げる必要があります。そのためには短期でサイトの立ち上げが行える環境作りが必要になります。
一方でサイトごとに制作会社が異なるため、複数会社が同時にサイト管理でき、スキルに依存しないサイト作りの仕組みが必要になります。
また、情報提供サイト以外にも医薬品利用者様向けのマイページ機能やメール配信機能も提供の必要がありました。

システム構築実施

以下の課題をまとめ、システム構築を実施しました。

  • 短期でのサイト立ち上げ
  • 複数の制作会社が同時にサイトを管理
  • スキルに依存しないサイト作りの仕組み
  • 会員管理機能の機能拡張

クラウド環境を利用することで初期コストと期間の短縮

SCSKが提供するクラウド(USiZE)を利用することでインフラに係る初期コストの低減と導入期間を短縮しました。USiZEはプライベートモデルとシェアードモデルがあり、今回は構成を標準化したシェアードモデルを選択することで導入から運用まで一括でご依頼いただくことでお客様の負荷軽減に貢献しました。

CMS導入によるサイト構築期間の短縮化、スキルに依存しないサイト作りの仕組み

CMSを導入し、テンプレートをアセット(資産)化することで次回サイトの立ち上げ時にも短期での立ち上げができるようになりました。
また、運用時のサイト内のリンク切れや画像切れなどの人的ミスを解消することができ、制作者はコンテンツ作成に注力できるようになりました。

複数サイトの管理

CMSで権限設定を分けることで各制作会社が担当のサイトのみ管理でき、制作会社は他のサイトが管理できることがないよう機密情報にも配慮した提案を実施しました。

CMSへの機能拡張

CMSに会員管理の機能拡張を提案しました。デザインの管理(CMS機能)に会員管理、メール配信などの動的機能を拡張することで一元的な管理・運用を行うことができるようになりました。また、CMSを拡張しているため、将来的に新しくサイトを立ち上げる時にも利用することができます。

導入による効果

制作会社様においては、「導入当初それまでのサイト運用方法の変更に伴う抵抗感があったが、運用開始後はCMSの操作にも慣れ、サイトの一貫性や統一性はCMSにより担保される為、1ページ1ページのコンテンツ制作に集中できるようになり、導入してよかった」と感想を頂いています。今後もお客様の運用負荷軽減とサイト発展をご支援していきたいと考えております。

担当者より一言

担当者

山崎 淳

今回のプロジェクトは本サイトにとどまらず、将来的に複数のサイトを立ち上げることを想定したシステム構築作りが必要で、大変やりがいのあるプロジェクトでした。CMS独特の部分やワークフローなどいくつか壁にも突き当たりましたが、お客様と一緒に考えていくことで考え方を共有して問題を解決できたことが大きな成功要因だと考えています。運用開始後、お客様からCMSを導入してよかったとお聞きしたときは大変うれしく、今でも覚えています。今後は今の基盤をご活用いただき、よりよいものを作り上げていけるよう支援させていただきたいと考えています。

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