コラム
2011/08/11

WEBSASで提供するスマートフォンの取り組み

  • UI/UX
  • CMS
  • モバイル
著者

五十嵐 美奈

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    スマートフォンの利用者が利用している機能やサービスについて調査してみると、その80%以上がWebサイトの閲覧を利用していると回答しています。スマートフォンは従来の携帯と違い、画面表示サイズも大きいことからインターネットによる情報収集ツールとしてよく利用されていることを示した数字です。

    そのため、スマートフォンサイトでの効果的な情報提供が、企業の戦略に大きな影響を与えることは間違いないと考えてよいでしょう。

    スマートフォンで利用している機能やサービス

    出典:株式会社インプレスr&d『ケータイ白書2011』

    WEBSASでは以下の3つの視点で、スマートフォンサイトに期待できる効果を最大限に活かしたWebサイト作りを目指しています。

    1. スマートフォンならではのデザイン

    スマートフォンのデザインを考える際に最も考慮しなくてはならないポイントは「回線速度」です。もちろんスマートフォンならではのユーザビリティも重要ですが、画面表示までに時間がかかってしまっては、ユーザはサイトから離脱してしまいます。画像などのデータ量を最低限に抑えつつ、デザイン性の高いサイトを構築することが大切です。

    スマートフォンサイトのデザインの王道である「html5とcss3」でのコンテンツの作成と、ページに利用する画像サイズを抑える工夫をすることで、回線速度を意識することなく、質の高いデザインを提供することが可能です。

    また、スマートフォンでは縦、横など見方によりスクリーンサイズが異なるため、デバイスのスクリーンサイズを特定しないデザインの考え方である「レスポンシブ・ウェブデザイン」も忘れてはならないポイントとなります。

    2. 操作性を考慮したユーザビリティ

    操作性はスマートフォンの大きな特徴の1つです。この操作性を活かせないサイトでは意味がありません。

    たとえば、ユーザの性別でタッチパネルの利用方法が異なることが、調査報告で上がっています。

    男性は「持ち手ではない親指」もしくは「持ち手の親指」、女性は「持ち手ではない人差し指」での利用が多いとの結果が出ました。

    この場合、男性をターゲットとしたサイトにリスト型のメニュー配置は適切なのか、リスト型メニューの場合にクリックができる幅と1画面の情報量が適切かなど、PCのサイト以上にターゲットユーザの考慮を行わなくてはなりません。

    そのため、スマートフォンのサイトは単に既存のPCサイトや携帯サイトの焼き増しで作るのではなく、ターゲットユーザを意識したユーザビリティとファーストビューのデザインが大切です。

    3. コンテンツ管理

    PCサイト、携帯サイト、スマートフォンサイト…と管理しなければならないコンテンツは増加の一方です。

    この全てのコンテンツを効率よく運用しなければ、運用にかかる業務負荷、つまりコストが上がることになります。

    WEBSASでは、CMSを利用したワンソース・マルチユースのコンテンツ管理の考え方を採用しています。

    1つのコンテンツを更新することで、PCサイト、携帯サイト、スマートフォンサイトのいずれにも更新が反映される運用基盤を提供することで、運用負荷を上げることなく効率よく鮮度の良いサイト運用をして頂く事が可能となります。

    WEBSASでは、以上の3つの視点でスマートフォンサイトの構築をご支援しています。

    さらに、iPhoneだけでなくAndroidユーザの増加に伴い、OS差異、つまり機種依存が発生し、サイトでの表現など考慮すべきポイントはますます増えています。

    日々進化していく技術を取り入れ、お客様そしてサイト利用者様にご満足いただけるサイトの構築を進めていきたいと考えております。