<シリーズ01>ユーザ視点でみたCMS

WEBSASチームスタッフ

WEBSASの若手サポート担当者による連載コラム第四弾

WEBSASを支える若手サポート担当者が、日々お客様のサポートをする中で感じたこと、課題解決のために模索したポイントなどを徒然にお話しします。第四弾は、ユーザ視点でみたCMS。

2013年09月04日 WEBSASサポート 岩下

こんにちは。WEBSASサポートメンバーの岩下です。
私はWEBSASメンバーとしてCMSに関わり始めてからは2年程になりますが、その大半のコンテンツ運用を担当するユーザとして、CMSに関わってきました。
今回は運用担当として、OpenCmsを使った際のお話をしようと思います。

会社統合にともなう移行作業の嵐

弊社は2011年10月に旧住商情報システム株式会社(SCS)と旧株式会社CSK(CSK)が合併し、SCSK株式会社に商号変更しました。

合併に伴い、それまで存在していたSCSとCSKそれぞれのコーポレートサイトを統合する必要が生まれましたが、当然それぞれのサイトで使ってきたページレイアウト、スタイル、Web基盤は全く別物であった為、単純にページを新ドメインに移行するだけでは、コーポレートサイト全体の統一性が損なわれてしまうのではないか、という課題がありました。
そのため、大量のコンテンツの移行作業に加え新サイトの統一性を損なわないよう、各ページに対するページレイアウトやスタイルの調整もあわせて実施することとなりました。その、移行作業プロジェクトの一員として私も関わることになりましたが、この状況を聞いたときには、山積みのページレイアウト調整に日々追われる自分を幻視したものです。

移行方針、CMSの活用

広報部とWEBSASチーム間で移行方針会議がもたれ、移行方針としては旧CSKで活用していたOpenCmsの基盤とテンプレートを活用してページを統合する事となりました。
そして、基本的なレイアウトが決定され、WEBSASチームにてテンプレートの作成を行い、広報部にて旧SCS、旧CSKのページ移植の対応を行う事となりました。私はWEBSAS運用担当として、広報担当者と席をならべ、移行支援を行いました。
移行作業を実施している事に気付いたのですが、OpenCmsの基盤とテンプレートを活用する事によって、既存のHTMLからの移行の際にはレイアウトや細かいHTML構文までを気にする必要がなく、HTMLからHTMLへの移行作業を行うのに比べて、大幅に効率性が高いという事がわかりました。
というのも、私が移行作業に関わった時には既に移行後のページレイアウトの方針は決まっており、それを実現するテンプレートが設定されていた為、OpenCmsのページ作成機能として、共通部分(ヘッダ、フッタやナビ下ーション)やレイアウトについてHTMLを記述する必要がなかった事や、WYSWIGエディタがあった事でページ作成後のイメージの予測が簡単だったためです。また、ページレイアウトの方針変更が余儀なくされた場合でも、全てのページに一つ項目を追加する作業も、テンプレートに少し手を加えるだけで完了できるというのは、かなりの助けになりました。

結果として、ページ作成の方針を理解してしまえば、ひとつひとつのページの作成時間は当初私が想定していたよりも大幅に短縮する事ができ、毎日ほぼ定時で帰れてプライベートも充実する事ができました。(というのは、蛇足ですが。。。)
作業効率だけでなく、レイアウトを統一させる事により、コーポレートサイト全体でも統一性がまし、ドメインパワーもあがったと考えています。

理想的なCMSとは?

運用担当としての視点でCMSを見た感覚ではありますが、理想的なCMSとは、「HTMLの知識やWebへの公開の仕方を知らない人でもWebサイトの運営が行える事」にあると思います。この理想を実現する為には、運用者にとって運用が簡便なテンプレートが用意されていたり、運用側のニーズの変化に対して、テンプレートを改修していくような対応も必要だと思います。そして、その発展的な成長を支えるためには、やはり、運用担当者と開発者が意思疎通を行える関係にある事が重要と考えています。

私は今後、WEBSAS運用保守チームの一員として、お客様視点で物事を考え実施できる技術者になっていく事で、お客様のWeb戦略の最大化を実現するお手伝いをしたいと思います。