コラム
2014/05/19

Japan IT Week春 2014 に参加してきました。

  • セミナー・イベント

イベントの様子先日、Japan IT Week春 2014 に参加してきました。

「Japan IT Week春 2014」は、2014年5月14日~16日(3日間)に東京ビックサイトで開催された日本最大のITの専門展で、11のテーマ別に展示されています。 今回は、WEB&モバイルマーケティングEXPOと、スマートフォン&モバイルEXPOに参加してきました。

今年のWeb-Moは、レスポンシブWebデザインがイチオシ。

最近の流行でもあるレスポンシブWebデザイン。 Web制作をしている企業では、漏れ無くといっていいほど、実績とともにこのキーワードがありました。 私の訪れたブースでは、CMSの1つの機能として、あるいはスマートフォン向けの自動変換ソリューションとしてなど、何らかの従来のサービスとの組み合わせで紹介されていました。

またこれらのサイトを実現するためのフロントエンド開発を支援するクラウド型のIDEも紹介されていました。

ソースコードをさわらず自動変換!スマートフォンへの最適化サービス

スマートフォンが一般に普及し、早4年ほど。 様々な機種が誕生し、スマートフォン向けの最適化サービスも充実してきました。

以前は、いかに簡単に導入ができるかをPRしていた印象をもっていましたが、今回は、文字や画像のリサイズ/絵文字対応/入力フォームパーツのサイズ最適化といったUIの課題から、同一URLでの提供/セッション維持をさせるためのパススルー設定に至るまで、導入後の提供サービスの満足度向上をPRへと、PRのポイントが発展した印象を持ちました。

またこれらのサービスのほとんどがクラウド利用型のサービスでした。

スマートフォンでの快適操作を実現!

離脱防止の施策としての、スマートフォンでの入力をサポートをするEFOや、離脱箇所をチェックできる動画サービス、アプリの負荷状況もチェックできる負荷試験サービスなど、スマートフォンでの快適操作をサポートするためのソリューションが展示されていました。

サイトで集客!

途中通過した通販関連のブースでは、集客のへの取り組みとして、SEO対策が目立っていました。 サイト改善の一環としてWebサイト評価をするブースや、SEO診断をその場でしてくれるブースもありました。 他にも、O2Oへの取り組みとして位置情報と連携させたクーポン配布や、BYOD施策、SNSサービスとの情報連携などをキーワードに、アプリ開発の紹介事例が多々ありました。

やっぱりぶれないCMS

大規模サイトに適した多機能なオールインパッケージな製品から、小規模でシンプルな操作に特化したライトパッケージに至るまで、幅広く展示されていました。

総括

イベントの様子こういったWeb商材関連のイベントでは必ずCMSは紹介されています。 WEBSASでもCMSをいくつもソリューションとしてもっており、それぞれの特徴を踏まえて案件に応じた選定をしていますが、 やはりCMSには、他の商材と差別化できるイチオシポイントが必要だと感じました。 やはり大規模CMSを導入されたお客様の中には、あらゆる機能を使いこなすことに対する操作性の難しさを感じてしまい、費用対効果や操作性の向上を目的に、シンプルなCMSへのリプレイスを検討されるお客様も少なくないとのことでした。導入の際には、CMSの特性を知ったうえで、利用目的にあった製品の導入が必要だと改めて思いました。

また今後も増えるであろうデバイスサイズに対応するためには、レスポンシブWebデザインが非常に有効な方法と感じました。まだ一部のケースで、ビューチェックや設計で苦戦をすることがあり、通常のPC向けサイト+スマホサイトを作るよりも製作時のコストパフォーマンスが悪くなってしまう場合があるとのことですが、徐々に実績が増え、導入時の壁は低く、コンテンツ運用含め長期的にみた場合にコストパフォーマンスの良さを感じられようになってきているようです。また製作を支援するための開発環境や、スニペットも充実してきていますので、引き続き取り組んでいきたいと思います。

また当日はIBMさんのブース内にSCSKブースもありました。 ご来場頂いた皆さん、ありがとうございました。