CMS Sitecore Experience Platform
ハイエンドクラスのCMS
CMS基本機能に加えレコメンド、分析ツールなどの周辺機能が充実しています。 CPUライセンス形態となり、ECサイト、会員制サイトなど集客力の高いサイト向けに適しています。
当社は、サイトコア株式会社の認定パートナー「GOLD」を取得致しました。
マーケティング・営業活動に合わせたCMS設計・運営を支援します。
まずは相談する(無料)目次
概要
Sitecore Experience Platform の特長
多機能かつ使いやすいユーザインターフェイスをもつCMS
コンテンツ管理に必要な機能を標準装備し、「ワンソース・マルチユース・マルチデバイス」にも対応しています。多言語対応のためグローバル展開も容易に実現でき、利用者を選ばない直感的な操作でサイト運用の業務効率化を後押しします。
豊富なデジタルマーケティング機能
ユーザの属性情報や行動パターン、閲覧履歴などから表示するコンテンツを出し分け、パーソナライズされたサイトを構築できます。また、マーケティング施策を自動実行可能なマーケティングオートメーションやメールマーケティング機能も兼ね備えており、タイミングを逃さずにユーザへアプローチすることが可能です。分析機能も充実しているため、デジタル施策をPDCAで回しながら、より効果の高い施策へ改善させていくことが可能です。
優れた拡張性と柔軟性
「Sitecore Experience Platform」は.NETに完全準拠したシステムのため、.NETベースの他システムとの連携や外部データベースとの統合に素早く対応できます。また、CRM(Microsoft Dynamics CRMなど)やソーシャルメディア(Facebookなど)と連携させるためのモジュールなども提供しており、機能拡張も容易に実現できます。インフラ環境ではクラウド(Microsoft Azureなど)を利用することで、迅速なサイトの立ち上げや運用コストの削減が可能です。
Sitecore Experience Platform の主な機能
コンテンツ管理に必要な機能と豊富なデジタルマーケティング機能を搭載しています。
- 見たまま編集、利用者を選ばない直感的な操作
- ワークフロー、権限管理
- マルチサイト・マルチデバイス対応、マルチリンガル(多言語)対応
- コンテンツのリアルタイムパーソナライズ
- 訪問者毎にサイト内の行動履歴を分析(匿名でも可)
- マーケティングオートメーション(キャンペーン施策の自動実行)
- セグメント、スコアリング、A/Bテスト
- 分析、レポート
- メールマーケティング
- ソーシャルメディア連携、外部システム連携
- 段階的な拡張
Sitecore Experience Platform 導入のメリット
シームレスな連携
データが一元的に管理されるため、フロントエンドとバックエンドをスムーズに連携できます。例えば、ユーザがアクセスしたコンテンツの属性を分析して、最適なコンテンツをその場でパーソナライズすることも可能です。(リアルタイムパーソナライズ)
シンプルな運用オペレーション
マーケティングオートメーションやパーソナライズ、アクセス解析をそれぞれ別ツールで導入している企業も多い中、Sitecoreではそれらすべてを1つのプラットフォームで実現できます。そのため、運用オペレーションがシンプルとなり、サイト運用者の業務負荷を下げることができます。
コストメリット
複数のアプリケーションを組み合わせるよりも、連携のための開発コストやライセンス費用などのコストが抑えられます。
機能紹介
エクスペリエンス エディター と コンテンツ エディター
コンテンツ作成、修正、更新には、ブラウザに表示される形式でコンテンツを見たまま編集できる「エクスペリエンス エディター」と、データ形式で編集できる「コンテンツ エディター」があります。
「エクスペリエンス エディター」では、コンテンツ編集者が見た目を確認しながらコンテンツを編集できるため、特別な技術スキルを持たなくても直感的にコンテンツ編集が行えます。 また、表示される文字や画像だけでなく、表示される位置なども変更可能であり、表示位置の変更は事前に定められたルールの範囲内で行われるため、レイアウト崩れを意識することなく作業を実施することができます。
「コンテンツ エディター」はSitecoreがコンテンツを管理する単位である「アイテム」に対して多様な編集を行うことができます。 通常想定するコンテンツの内容編集(文章や画像など)の他に、レイアウトやテンプレートの設定、初期値の設定、パプリッシュ先の設定なども行うことが可能です。
多くの編集補助機能を備えているほか、現在編集中のアイテムを「エクスペリエンス エディター」ですぐに確認することもできます。 「コンテンツ エディター」内で編集可能な範囲を権限により制御できるため、ユーザーによって不用意なアイテムの編集を行えないようコントロールすることができます。
パーソナライゼーション
パーソナライゼーションルールを設定することでサイトの訪問者を対象とした関連性のあるコンテンツを配信できます。
訪問者に関する様々な詳細事項 (例えば位置情報やWebサイトの訪問情報) をチェックするパーソナライゼーション ルールを設定することによって、 リアルタイムで特定のコンテンツを表示、非表示、または順応しながら、適切なコンテンツを適切な訪問者に配信することができます。
ルールの適用や優先順番の入れ替えは、SitecoreのGUIで簡単に設定可能です。
エクスペリエンス プロファイル
訪問者毎にサイト内の行動履歴やコンバージョンに至るまでの行動パターンを分析できる機能です。Cookieベースでユーザを追跡し、匿名ユーザでもプロファイルを作成します。
データは訪問者ごとの単一ソースビューとしてDBに格納され、参照しているコンテンツの傾向をプロファイルとしてレーダーチャートで表示したり、 プロファイルにマッチするペルソナパターンを表示することが可能です。
ユーザの情報をCRM(※)と連動させることもできるので、オンライン・オフライン全ての行動情報を1つのビューから統合的に把握し、より高度なエクスペリエンスの最適化を図ることができます。
※Microsft Dynamics 365 および Salesforceとの連携モジュールが無償提供されています。
リスト マネージャー
リスト マネージャーでは、顧客リストを簡単に作成・管理することができるツールです。 例えば、「今月が誕生月」「会員登録後 1か月以上Webサイトに訪問が無い」「キャンペーンを利用した」など、セグメント分けしたリストをSitecoreの UI 上の操作で作成できます。
作成したリストは、メールキャンペーンツール(オプション)で利用可能です。
メールキャンペーン
メールキャンペーンツール(オプション)として、Sitecore Email Experience Manager (EXM) が提供されています。
顧客のニーズや状況に合わせてメールをパーソナライズすることができます。リストマネージャーでセグメント分けして顧客に対して送信することも可能です。 メール開封などの反応をリアルタイムで分析し、他のチャネルを通したエクスペリエンスにも活用できます。
エンゲージメントプラン
Sitecore Engagement Valueによるサイト来訪者の重みづけ(スコアリング)と、スコアに応じたマーケティング施策の自動実行(Sitecore Engagement Planによるマーケティング オートメーション)が可能です。
キャンペーン クリエーター
Sitecore Experience Platformでは、キャンペーングループおよびキャンペーンアクティビティを作成することによってキャンペーンを継続的に追跡することができます。
キャンペーン クリエイターは、キャンペーンアクティビティの作成と編成を簡単に行うことができるツールです。 すべてのマーケティングアクティビティを継続的にトラッキングすることができるため、複数のチャネルやキャンペーングループにおけるキャンペーンとその効果についてモニターすることができます。
エクスペリエンス アナリティクス
マーケターとマーケティングアナリストのために、エクスペリエンス データのパターンとトレンドを理解するためのダッシュボード、および、直観的に状況を把握できるレポートを提供します。
エクスペリエンス データを使用すると、ページビュー、コンバージョンレート、エンゲージメントバリューなどの情報を利用しながら、パフォーマンス、最適化、そして Web サイトの訪問者およびコンタクトのコミットメントレベルを分析することができます。
Pathアナライザー
Pathアナライザーでは、Webサイト上でコンタクトが体験したエクスペリエンスのパスを解析し視覚化します。 コンタクトが特定のゴールにいたるまで、あるいはイベントをトリガーするまでに訪問したページをパス(Path)順に確認することができます。 解析するパスは、特定のチャネルもしくは特定のキャンペーンのトラフィックにしぼることも可能です。
PV数だけでなくコンバージョンを指標に分析を行うので、様々なコンタクトに対してどのようにコンテンツが作用するのかを理解し、ビジネス上の成果をもたらす効果的なパスとそうでないパスを割り出し、その後の施策改善に活かすことができます。
フェデレーション エクスペリエンス マネージャー
フェデレーション エクスペリエンス マネージャー (FXM) は、Sitecore で Sitecore Webサイトではない外部のWebサイト上での訪問者のインタラクションをトラッキングし、 アナリティクス情報を作成することができるアプリケーション(※)です。
FXMを使用して、外部 Web サイトへのすべての訪問をトラッキングし、外部 Web サイト上のコンテンツをパーソナライズすることができます。 外部Webサイトの情報はエクスペリエンス アナリティクス ダッシュボードで確認できます。
※外部WebサイトにFXM Javascriptタグを適用する必要があります。
ソーシャル連携
Webサイトとソーシャルサービスの連携機能も提供されており、Facebook、Twitter、Linkedin 、Google+アカウントとの連携が可能です。(LINE連携は要カスタマイズ)
連携することでソーシャルサービスへ記事の投稿やトラッキングができる(※)だけでなく、顧客がソーシャルプロフィールから共有することを許可したデータをDBにインポートすることができます。
これにより、顧客がソーシャルチャネルでブランドとどのようにやり取りしているか全体像を把握することができます。
※ Facebookページ、Twitter投稿において対応
CRM連携
CRM連携メリット
Sitecore Experience Platformは、CRMシステムと連携させることで、マーケティング活動をより効果的に取り組むことができます。
※Microsft Dynamics 365 および Salesforceとの連携モジュールが無償提供されています。
連携メリット①:エンゲージメントを高める能動的マーケティング
CRMシステムで管理しているオフラインデータを元に、Webページにアクセスしてきたユーザに適したコンテンツの提供が可能になります。
お客様個々にパーソナライズされたコンテンツを提供することでお客様のエンゲージメントの向上に寄与します。
連携メリット②:営業リードの創出につながる顧客情報統合管理
Webから取得した会員情報をCRMシステムで管理することが可能になり、CRM上の顧客情報をマスタとした顧客情報の統合管理を実現できます。 CRM上では営業が登録するオフラインデータだけではなく、Webを入口としたオンラインデータについても統合管理することで営業リードの創出につなげることができます。
また、Webフォームから取得したデータの内容をリアルタイムでCRMシステム側に連携することが可能です。 フォームの作成からCRMシステムへのデータ連携まで、 CMSの管理画面の操作のみで完結することができ、様々なキャンペーンにスピーディに対応することが可能になります。
連携メリット③:チャネル融合による多角的視野からのエクスペリエンス最適化
CRMの顧客データとSitecoreのExperience Profile機能(ID)を連携させることで、オンライン・オフラインのチャネルを統合したユーザの行動情報が確認可能です。 Webサイトにアクセスした日時、Webサイトで訪問したページ一覧・Webサイトで参照しているコンテンツの傾向、メール開封結果など様々な情報を1つのビューから統合的に把握することで、 より高度なエクスペリエンスの最適化を図ることができます。
SCSKのCRMソリューション紹介
マーケティング・営業活動に合わせたCMS設計・運営を支援します。
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