コラム
2021/01/22

オンプレミス環境とクラウド環境のメリットデメリットを考えてみた!

  • 開発

はじめに

黒河

ここ10年くらいでクラウドサービスの普及がどんどん進んでいますが、入社当初は私が担当していたシステムのインフラはオンプレミスが当たり前でした。

本コラムでは自身の経験から、オンプレミスとクラウドの両方の環境のメリットデメリットについて述べさせていただければと思います。

オンプレミスとは

自社もしくは顧客が調達したサーバをサーバルーム等に配備し、使用します。

NWやSWやMW等をすべて自分たちで準備し、自身で配備、設定、設置する運用する形態のことを言います。

メリットとしては、クラウドのように縛りがないのでカスタマイズが柔軟で、サーバルーム等に配備しているのでセキュリティが高い点が挙げられます。

反対にデメリットは、1度サーバ故障するとバックアップ等を適切に取っていないと復旧が困難になり、サービス再開にある程度の時間がかかることだと思います。また初期費用についてもかかります。

クラウドとは

あらかじめ準備されているサーバやストレージ等の自由に選択し、主にインターネット経由で使用します。

メリットとしては、利用開始がスピーディーに行え拡張性が高く初期費用が安い点だと思います。また、障害発生時にAMI等から早急に復旧することが可能になっています。

反対にデメリットは自由なカスタマイズが出来ず、また長期にわたって運用する場合はランニングコストがかかります。

おわりに

WEBSASくん

両環境ともメリットデメリットがあり、構築するシステムの特徴や環境をしっかり検討し、どちらを選択するかを考えなければならないと思います。

本コラムを記載するにあたって、データセンターでサーバをラッキングしたり、Ciscoのルータの設定をしたり色々懐かしく楽しかったことが思い出されました。

また機会があれば、オンプレミス環境で色々と弄り倒したいなと思いますが、直近は日々進歩するクラウドサービスについていけるよう学んでいきたいと思います。