コラム
2021/03/24

sitecoreとdrupalの管理画面について

  • CMS
  • 開発
WEBSASくん

本日はsitecoreとdrupalの管理画面について記載いたします。
まず、大前提としてcmsとはからお話しさせてください。

リーフレットダウンロード 

①cmsとは

cmsとはなんぞや、ということからお話しをするとcmsはcontents management systemの略語になります。
こちらはHPなどを管理、運用をしていく際、htmlでページを作成していくと、ヘッダーメニューを直すときにすべてのhtmlを直さなければならなかったり、共通で入れているヘッダー、フッターのパーツをいちいち入力しなければいけません。 cmsではそういった労力を軽減してくれる -パーツとして独立させ、一か所直せばすべてのページに反映されたり、コンテンツの中身さえ入力すればページとして成り立つようにしてくれる-機能があるシステムと取ってもらえれば大きく間違ってはいないと思われます。 昨今ではcms機能だけではなく、マーケティングオートメーションやECの機能を盛り込んだシステムが開発されています。

②sitecoreとdrupalについて

どちらも現在私たちが取り扱っているcms製品です。
製品としての詳細は別コラム「sitecore」「drupal」での紹介をご覧ください。 本日は上記2製品での管理画面について比較していこうと思います。

③ダッシュボードについて

sitecoreはwindowsのコントロールパネルのような表示になっています。
こちらから各コンテンツを管理するコンテンエディターや画像ファイルなどを管理するメディアライブラリにアクセスできます。br コンテンツエディタでは、コンテンツがコンテンツツリーとして管理されており、直感的にサイト構造を把握しやすくなっています。また、コンテンツツリー上での表示名も編集できるため、紛らわしいページなども区別しておくことが可能です。
アクセスできる機能は権限で制限することが可能です。

drupalはグローバルナビゲーションから選択する方式になっています。
こちらでは画像とコンテンツでの区切りはなく、コンテンツを選択するとさらにコンテンツ、ファイル、メディアと選択することが可能になっています。
また、sitecoreと同じく、アクセスできる機能は権限で制限することが可能です。

④コンテンツの探し方

sitecoreはコンテンツツリーから該当のアイテムを探します。
サイト構造が把握できていればすぐにアクセスできますし、サイト構造を視覚的直観的に理解しやすいため、サイト管理を初めてする方にもやさしいのではないでしょうか。
drupalはコンテンツ一覧からコンテンツタイプ、タイトルなどで絞込、検索することが可能です。そのため、ページタイトルやどのコンテンツタイプなのかを把握さえしていればサイト構造によらずすぐにアクセスが可能です。ただしデメリットとして複数サイトの場合や、他に同じようなタイトルのページが複数存在する場合に見分けるのは難しいかと思われます。

⑤結論

sitecoreとdrupalの管理画面の違いを紹介いたしましたが、どちらもHPを運用するのに必要十分以上の機能は有してます。
目的や運用体制に合わせて選ぶのが最適だと思われます。

もしも自社だけでは決定できない、わからないと思われることがございましたら、コンサルティングから企画、開発・構築、保守・運用までフルラインでサービスを提供するWEBSASにご相談頂ければと思います。

WEBSASくん