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顧客体験価値を向上させる~Adobe Marketo Engageのご紹介~

2025/05/30公開
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企業や消費者を取り巻く環境では、技術の進化・購買活動の変化により顧客は自ら情報を集めるようになっています。
企業は顧客にとって必要な情報を、最適なチャネル/タイミングで提供することが求められています。
今回は、全世界で6,000社以上が導入するMAツールとしての実績があるAdobe Marketo Engageについてご紹介します。

Adobe Marketo Engageとは

Adobe Marketo Engageは新規顧客獲得からファン化までの顧客ライフサイクル全般をカバーするマーケティングオートメーションプラットフォームです。 クロスチャネルマーケティングの自動化からレポート作成に至るまで、適切なコンテンツをリアルタイムで提供し、エンゲージメントとコンバージョンを高め、マーケティングの成果を実証するためのあらゆる機能が揃っています。

Adobe Marketo Engageの特長

”エンゲージメント”がコンセプト

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Adobe Marketo Engageの主な機能

①マーケティングデータ基盤

顧客プロファイルの一元管理とエンゲージメント履歴の蓄積を通じ、最新の顧客との関係を詳細に把握できます。
また、外部ツールとの連携とAIを活用した顧客セグメンテーションにより、顧客に関する深いインサイトを得られます。

  • 個人を中心に据えたデータ構造で、個人に紐づく購買履歴などのテーブルも作成可能
  • ノンコーディングでGUIで自由に設定できるオーディエンスのセグメンテーション
  • AIによるオーディエンス予測機能とターゲティング機能
  • ターゲットアカウント管理と企業のプロファイリング
  • データセキュリティとプライバシーの保護
  • API/Webhookを活用して外部ソリューションと連携しデータをリッチ化
  • サイト上にAdobe Marketo Engageのタグを埋め込むことで顧客の行動情報を把握

②コンテンツのパーソナライズ

AIを活用し、1to1コミュニケーションのための最適なコンテンツ配信と拡張性のあるパーソナライズを実現します。
それによって、期待を上回る魅力的なコンテンツで顧客の心をつかみます。

  • 動的なパーソナライズ
  • AIによる最適なコンテンツの予測
  • A/B/n テスト
  • アセット管理

③クロスチャネルのエンゲージメント

人的チャネルとデジタルチャネルを通じての一貫したメッセージにより、顧客エンゲージメントをより良いものにします。
そのため、顧客にとって好ましいチャネルで働きかけ、顧客がいつどこで反応しても適切な反応を返すことができます。

  • メール、webマーケティング
  • 広告媒体へのセグメント連携
  • イベント、ウェビナーマーケティング
  • モバイルプッシュ通知
  • Webhookを使用しての、LINEやSMS、郵送DM
  • Webサイト上でのチャット対応機能、AIによる自動回答および人による回答時の回答生成補足
  • Adobe Marketo Engage内で運営・顧客との連絡・フォローまで完結するWebinar機能

④顧客体験の自動化

カスタマージャーニーを可視化し、あらゆるステージにおけるリードのナーチャリングと顧客のエンゲージメントに応じたスコアリングを行います。
顧客体験のシナリオを自動化するだけでなく、顧客の動きをリアルタイムで捉えることで、常に顧客の関心に沿ったコミュニケーションを実現できます。

  • キャンペーン管理、自動化
  • トリガーベースのシナリオの自動化、スコアリング、バッチベースでの定期的な実行
  • 高度なクロスチャネルナーチャリング、ランディングページ作成、フォーム作成
  • ユーザーロールと権限のカスタマイズ
  • ワークスペース、パーティション、マーケティングカレンダー(組織単位のマーケティング施策管理)

⑤営業との連携

優先度の高いリードならびに企業を通知し、活用すべきコンテンツをレコメンドすることで、パイプライン創出目標の達成に向けて営業とマーケティングが一丸となって活動できます。

  • 対応すべきリードが現れたときの営業への自動アラート
  • CRMシステム側にAdobe Marketo Engage内の顧客の活動情報を連携し営業にインサイトを与える
  • CRMシステムと商談情報を連携し、失注後に自動的にリードの再育成を開始
  • CRMシステム、Gmail、OutlookからAdobe Marketo Engage経由でのメール送信が可能(トラッキングが可能)

⑥マーケティングの効果測定

チャネルを跨いであらゆるタッチポイントを補足したマルチタッチアトリビューションを活用し、収益への貢献度の証明が可能です。
また、顧客体験全体が効率的か、改善すべき点がどこかを可視化します。

  • キャンペーンレポートおよびインサイト
  • アトリビューションおよびROIダッシュボード
  • カスタマージャーニー分析
  • マルチタッチアトリビューション分析
  • BI分析
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まとめ

マーケティングオートメーションプラットフォームであるAdobe Marketo Engageについて紹介させていただきました。
Adobe Marketo Engageを活用することで、顧客体験価値を向上させるエンゲージメントマーケティングを実現できることをご理解いただけたのではないでしょうか?
是非Adobe Marketo Engageの活用をご検討ください!