CMSの導入によるサイトリニューアルについてWEBSASが説明します!
- CMS
サイトリニューアルを進める際にCMSの導入をすることは、非常に有効な戦略の一つです。
CMS導入によるサイトのリニューアルには多くのメリットがありますが、一方で注意しなくてはならない点もあります。
本コラムでは、CMS導入によるメリットおよび注意点について、ご説明していきます。
CMS導入によるサイトリニューアルのメリット
1.コーディングなどの専門知識を持っていなくても管理・運用がしやすい
CMSを導入することによる最も大きなメリットは、専門知識を持っていなくても管理・運用がしやすいことです。
CMSにはテンプレート機能があり、コンテンツの作成を非常に効率的に行うことができます。
コンテンツのみでなく、ユーザーの管理や権限の設定、SEO対策のための機能なども専用の機能を使って行うことができるため、比較的スムーズに管理・運用をすることができます。
2.サイト全体に統一感を持たせることができる
複数担当者がコンテンツを作成することで、サイトの統一感が崩れてしまうことは珍しくありません。
CMSではテンプレート機能を使いサイトを構築していくことで、サイトに統一感を持たせることができます。
CMSを導入することで、サイトの統一感を保持するための運用面での負担を軽減することにもつながります。
CMS導入によるサイトリニューアル時の注意点
1.サイトリニューアル前の仕様をそのまま引き継げない可能性がある
CMSを使用することにより、導入・管理・運用の効率化が期待できる一方で、限られた機能の中でサイトのリニューアルを進めていくため、機能によってはサイトリニューアル前の仕様をそのまま引き継げない可能性もあります。
CMSには機能を拡張するためのモジュールも数多く存在するので、自由度が全くないというわけではありませんが、機能によっては仕様にギャップが生じてしまう可能性があります。
機能ごとの優先度を明確にして置き、どうしても仕様に差異が出てしまう場合は、「旧サイトとの仕様の差異をどこまで許容するか」といった検討が必要になります。
2.CMSごとの使い方に慣れる必要がある
CMSには、使用するCMSによって独自の使い方があり、サイトを管理していくにあたり、その使い方に慣れていく必要性があります。
CMSごとに独自の機能や使い方があるため、何か1つのCMSのみに精通すればよいというわけではなく、仮にサイトリニューアルで使用するCMSを変更する場合は新たなCMSの使い方に慣れていく必要があります。
3.バージョンアップの必要性
CMSや、CMS内で使用されるモジュールのバージョンアップの必要性があります。
あるバージョンは一定期間ごとにEOLを迎えるため、その期間内にバージョンアップをするといった対応が必要になります。 そのため、普段のサイトの管理・運用面での負担が下がる分、バージョンアップなどの対応によるコストが必要になることもあります。
まとめ
WEBSASでは、CMS導入によるサイトリニューアルの事例もあり、他のコラムの中でより具体的な事例もご紹介しております。
今回ご紹介いたしましたメリットや注意点を参考にし、CMS導入によるサイトリニューアルを検討してみてください。