ブラウザシェアレポート Vol.5
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今回は、Vol.4続編として、2015年9月~11月における世界のOS&ブラウザのシェアをレポートします。
世界のモバイル
OSシェア
Android(65.7%)、iOS(20.0%)、Windows PhoneやBlackBerry OSは2%以下という結果になりました。
iOSが主流な日本国内とは異なり、Androidの利用比率が高く、3人に2人は利用者のようです。
ブラウザシェア
Chrome(37.4%)、Safai(18.0%)、UCブラウザ(17.0%)、Androidブラウザ(11.8%)、Opera(11.3%)、IE MobileやBlackBerry他はそれぞれ2%以下という結果になりました。
日本国内の結果ではみられない「UCブラウザ」が出てきました。中国で主流ブラウザであることもあり、サイトターゲットによってはUCブラウザへの対応も必要になりそうですね。
世界のタブレット
OSシェア
iOS(66.3%)、Android(31.5%)、Windowsは1.0%以下という結果になりました。
日本国内と同様、タブレットのシェアはiOS製品が主流であり、Windows製品はあまり流通していないようです。
ブラウザシェア
Safai(61.0%)、Androidブラウザ(18.0%)、Chrome(15.5%)という結果になりました。
日本国内と同様、タブレットブラウザはSafariが主要ブラウザのようです。
世界のデスクトップ
OSシェア
Windows 7(49.3%)、Windows 8.1(13.0%)、Windows 10(10.2%)、OS X(9.4%)、Windows XP(8.5%)という結果となりました。
日本とは異なりWindowsのシェアがかなり高いことがわかります。
ブラウザシェア
Chrome(57.5%)、FireFox(15.9%)、IE11(11.3%)、SafariやIE Edgeはそれぞれ3%以下という結果になりました。
日本国内と異なり、FireFoxのシェアがIEを上回る結果になっています。
編集後記
今回は、世界市場も知るべく、世界全体からのWebアクセスを対象に、OS&ブラウザのシェアをレポーティングしてみました。
タブレットにはiOS+Safari優勢という共通点がみられるものの、デスクトップ、モバイルでは世界全体と日本国内では傾向が異なるということがわかりました。多言語対応サイトの場合には、ターゲットとする国で利用されるOSやブラウザを調査した上で、適切な対応をとる必要がありそうですね。