Sitecore導入検討しているあなたへ「コンテンツ作成から本番公開までの流れ」をご紹介します！

アイテムの新規作成方法については下記の2通りがあります。どちらの方法でも問題ありませんが、作成したいコンテンツに合わせたテンプレートを選ぶことが重要となります。

テンプレートには、各コンテンツが持つフィールドなどが定義されているため、正しいテンプレートからアイテムを作成しないとページのレイアウトや内容が意図したものとは異なってしまう場合があります。

• ★アイテムの新規作成方法

• アイテムを追加するコンテンツツリー^（※1）上で右クリック「挿入＞テンプレートから挿入」からテンプレートを選択して追加。
• 複製元のアイテム上で右クリック「コピー＞指定の場所にコピー」から、複製先のパスを選択して複製。

• ※「右クリック＞複製」を選んだ場合、複製元と同じパスにコピーが作成されます。

• ※1：コンテンツツリーとは、サイトコアの各コンテンツの階層構造を意味しています。(例：下図「Sitecore＞コンテンツ＞ホーム＞・・・」といった階層構造)

テンプレートから挿入する場合

既存のアイテムを複製する場合

• ◇参考：コンテンツエディターでのアイテム作成
• ◇参考：アイテムのコピーまたは複製
• ◇参考：コンテンツ ツリー アーキテクチャ

アイテムの作成後、コンテンツの内容に合わせてアイテムの編集を行います。（例：ページタイトル、ページ内コンテンツなど） 編集するアイテムを開き、編集したい各フィールドの値を適切なものへ変更します。

本章では、「リッチテキストエディタ―」を使用したコンテンツの編集についてご説明させていただきます。

Sitecoreで作成したWebページのテキストの内容などの「リッチテキストフィールド」を編集する場合、「リッチテキストエディタ―」を使用することが出来ます。

以下の通り、リッチテキストエディターを使用すると、HTMLやCSSなどの知識を有していなくてもWebページのコンテンツ編集をすることが可能となります！

• ◇参考：編集

①と②でアイテムの作成と編集についてご紹介しましたが、アイテムの作成・編集・保存のみではコンテンツは公開されません。

コンテンツを公開するためには「パブリッシュ^（※2）」を行う必要があります。アイテムの編集完了後、パブリッシュを行うことで初めて変更内容を本番サイトへ反映することが出来ます。

また、アイテムにワークフロー^（※3）を設定することも可能です。ワークフローを設定することで規定のワークフローに従いアイテムの公開を行うことが出来ます。

• ※2：パブリッシュはコンテンツ編集用DBの内容をWebサイト公開用DBに反映する機能です。パブリッシュを行うことで作成したコンテンツの内容が本番サイトに反映されます。
• ※3：ワークフローとはアイテムの本番公開までの手順を規定する機能で、「複数の承認者の設定」や「ワークフロー遂行後の自動パブリッシュ設定」などを行うことが可能です。

作成したアイテムをパブリッシュする方法

• ◇参考：Webサイトへのアイテムのパブリッシュ