コラム
2023/10/06

Sitecoreで処理を自動実行させるジョブスケジュール機能をご紹介!

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Sitecoreで処理を自動実行させるジョブスケジュール機能をご紹介!外部への日次連携・外部からのデータ取り込みを手動ではなく、自動で行いたい場合はありませんか?
上記のような定期実行したい処理や、夜間に自動実行させたい処理がある場合はSitecoreのジョブスケジュール機能をご利用ください!

目次

  1. Sitecoreのジョブスケジューラで提供される機能
  2. ジョブスケジューラを使用してできる連携例
  3. 注意点
  4. まとめ

Sitecoreのジョブスケジューラで提供される機能

タスクの自動実行

ジョブスケジューラは特定のタスクやプロセスを定期的に自動的に実行するために使用されます。
これにより、定期的なデータの更新や、クリーンアップなどのタスクを手動で実行する必要がなくなります。

設定可能なスケジュール

ジョブは特定のスケジュールに基づいて実行されます。
各項目を設定することで、毎日・毎週・毎月などのタスクの実行頻度を設定できます。
具体的な項目は以下のようなものがあり、運用に合わせて設定することができます。

  • ※カスタマイズを含むサンプルのスケジューラ例です。
No 項目名 設定内容
有効期間開始日 スケジューラをいつから動かすかを設定できます。
有効期間終了日 スケジューラをいつまで動かすかを設定できます。
タスク有効 スケジューラ機能のON/OFFを設定できます。
状態 現在のスケジューラの状態を表示します。
繰り返し間隔 スケジューラを一定間隔で動かす際の、間隔値を設定できます。
最終成功日時 スケジューラが最後に成功した日時を表示します。
エラーメッセージ スケジューラがエラーとなった際のメッセージが表示されます。
これにより、ログを確認しなくてもエラー内容を把握することができます。
次回スケジュール実行する日時 スケジューラが次回実行される日時を設定できます。
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ジョブスケジューラを使用してできる連携例

【例①】外部連携

Sitecore内のコンテンツデータを外部システムで利用したい場合、必要なデータcsv化して連携するジョブを日次実行することで実現できます。

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【例②】外部からの取り込み

外部システムのお知らせ情報やその他情報をSitecoreで作成したサイトに掲載したい場合、必要な情報を取得するジョブを定時実行することで実現できます。

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【例③】定期パブリッシュ

決められた時刻にWebサイトに公開したい場合、編集DBから公開DBへコンテンツを反映する処理を定期実行することで実現できます。

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注意点

ジョブスケジューラを効果的に活用するためには、適切なスケジュール設定やタスクの優先順位設定が重要です。
複数のジョブが同時に実行される場合は、リソースが競合することでジョブが失敗しないように注意が必要です。

まとめ

Sitecoreのジョブスケジューラの概要と実際の利用例について紹介しました。
ポイントは次の3つになります。

  • 自動実行することで、手動作業を伴わず、夜間でも運用できる。
  • 業務体系や運用に合わせてカスタマイズ可能。
  • 複数のスケジューラを動かす場合は、適切な優先順位を設定する。

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