コラム
2025/04/04

適切な納期表示で機会ロス削減へ!B2BECサイトの納期制御

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適切な納期表示で機会ロス削減へ!B2BECサイトの納期制御B2B取引において、納期は非常に重要です。高品質で安価な商品であっても、必要なタイミングで入手できなければ販売先は発注を見送る可能性が高く、機会ロスを引き起こす原因となり得ます。

適切なタイミングで最短の納期を伝えることができれば、このような機会ロスを削減できますが、商品特性や在庫状況など多くの要素をもとに納期を決定する必要があり、このような対応は難しい場合もあります。
B2BECサイトでは適切な納期を柔軟に設定し表示できる機能を提供しており、これにより機会ロスを最小限に抑えるだけでなく、ビジネスの大きな強みとして競合に差をつけることも可能です。

まずは、B2BECサイトでの納期の考え方を整理していきましょう。

B2BECサイトでの納期の考え方

B2BECサイトは、基準納期と特定条件に基づく加算日数を設定する仕組みを提供します。例えば発注後7日間の基準納期に対し、大型商品は3日を加算する設定にすることで、大型商品のみの納期を発注後10日と表示できます。

一般的に納期加算の条件として考えられる項目は、以下の通りです。

● 配送先所在地に応じた加算日数

遠方への配送に要する日数を加算できます。都道府県単位で設定可能です。

● 商品特性に応じた加算日数

大型商品などには梱包や配送の日数を加算できます。商品や商品グループのような単位で設定可能です。

● 発注数量に応じた加算日数

大量発注時には梱包や配送の日数を加算できます。発注数に対して設定可能です。

納期と在庫の関係性

納期は在庫状況による影響を大きく受けるため、在庫が不足している場合は納期算定ロジックが適用できないことがあります。これは在庫切れや受注量を上回る発注がある場合に取り寄せが発生し、納期が変動するためです。

一般的に取り寄せ品の配送方法は大きく次の2通り考えられます。

  • 仕入れ先からECサイトへ納品し、ECサイトから販売先へ配送。
  • 仕入れ先から販売先への直接配送。(直送)

どちらの場合も仕入れ先側の在庫状況や出荷のオーバーヘッドにより納期が変動し具体的な納期表示が難しくなるため、在庫不足の場合は納期の目安(例:2/1~2/4お届け予定)を表示し、具体的な納期は「要問い合わせ」とすることが有効です。
このような対応には基幹システムとの在庫連携が必要ですが、在庫数を表示し発注者が納期判断の参考にできる、リアルタイム在庫連携を実現しユーザビリティを高めて受注機会を拡大する等のメリットを享受することもできます。

納期と発送単位について

1つの注文で複数商品の明細がある場合は異なる配送先や納期が混在しないように制御する必要があるため、カートへ商品追加する際、納期・配送先毎に自動的で発注単位を分ける機能が必要となります。
また受注後に一部商品の納品が遅延した時などに、発送単位を分割または統合することがあり、このような場合は管理画面の分納・同梱機能が必要となります。

B2BECサイトに求められる納期に関する機能

● 管理画面で基準納期と各加算日数の設定

基準納期と、配送先所在地・商品特性・発注数量・販売先の加算日数を設定し、それぞれの対象も指定します。

● 基幹システムからの在庫連携

日次またはリアルタイムに基幹システムと連携し、B2BECサイトに物流拠点ごとの在庫数を持たせます。

● B2BECサイトでの納期算定・表示

基準納期と各加算日数に基づいて、適切な納期を算定・表示します。

● B2BECサイトでの在庫数に応じた納期表示の切り替え

在庫不足で取り寄せ品となる場合、目安納期と要問合せである旨に表示を切り替えます。

● B2BECサイトでのカート発注単位分割

カートに追加された商品のうち、配送先や納期が異なる場合は自動的に発注単位を分割します。

● 管理画面での分納・同梱機能

受け付けた注文に対して、発注単位の分割・統合を行います。

このような仕組みで様々な状況に応じた納期の出し分けを行うことができます。

まとめ

B2BECサイトを導入する効果について、ご理解いただけたでしょうか。適切な納期表示により機会ロス削減を図れる上、競合との差別化を図れればビジネス上の大きな強みとすることも可能です。

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