Drupalの基本機能を解説!!
この記事ではDrupalの基本機能を解説します。自社でCMSの導入を検討する際に参考にしてください。
Drupalとは
Drupalとは、オープンソースのCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
従来のCMSがもつ機能だけでなく、煩雑なシステムを構築できるフレームワークをもっています。高い柔軟性と拡張性、堅牢なセキュリティが特徴です。世界的な大企業や大学など、全世界170万件以上の導入事例がある、信頼性の高いツールです。
Drupalを使ってみよう
コアモジュール
コアモジュールは、Drupalに最初にダウンロードされる標準機能です。
下記のような、サイト更新に必要な機能が標準状態で備わっています。専門知識がなくともCMS運用を始められる作りになっています。
- ユーザー管理(コアユーザーモジュール)
- 基本コンテンツ管理(コアノードモジュール)とフィールド管理 (コアフィールド、フィールドUIモジュール、フィールドタイプを生成するコアモジュール)
- ナビゲーションメニュー管理(コアメニューUIモジュール)
- コンテンツのリスト、グリッド、ブロック作成(コアViews、Views UIモジュール)
コアモジュール以外にもモジュールをインストールすることで、サイトに様々な機能を追加することができます。
ビューズ
コアモジュールの1つです。コンテンツの一覧パーツや一覧ページをGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で作成する機能です。プログラムを書かず、Drupal上から設定するだけで利用することができます。プログラミングの知識がなくても設定できることがメリットです。
お知らせの一覧をトップページに掲載する際など、何かをまとめて表示する際に活用できます。
ブロックレイアウト
ブロック、ブロックレイアウトはコアモジュールの1つです。Drupalではページの中に埋め込むコンテンツの固まりをブロックとして管理できます。そこで作成したブロックをレイアウトする機能がブロックレイアウトです。
サイト内で共通のメニューなどをブロックで作成し、ブロックレイアウトで配置することで、サイト内の全ページで利用するといった設定が可能です。同じブロックを複数ページに表示したり、特定条件下だけ表示することも可能なので、効率良く使い回しもできます。
まとめ
Drupalはコアモジュールと呼ばれる標準機能が充実しており、これらを活用するだけでもCMS運用ができるというのが特徴です。コア以外のモジュールを追加することも可能なため、高い拡張性を有しています。
拡張性があり、サイトのセキュリティ・信頼性が高いのがDrupalというCMSの特徴になります。従来のCMSに課題を感じている方にもおすすめできるCMSとなります。