コラム
2022/11/30

マーケティング担当者だったら欲しい資格5選

  • コンサルティング

マーケティング担当者だったら欲しい資格5選

マーケティング担当者が取得しておきたい資格とは?

かつては少なかったマーケティング関連の資格ですが、WEBマーケティングが盛んになって以降、関連資格の数も増え、取得を目指す動きが高まってきています。中でも、GoogleやYahooが自ら提供する認定資格はあらゆる業種業態で活用できるため、とても有用であると言えます。

マーケティングの資格が必要な理由

不動産業務であれば宅建、経理担当なら簿記など、専門分野毎に体系的な知識を学び、活用するために資格取得に伴う勉強は実務的にも役に立つものと考えられています。今回は法人向けビジネス、個人向けビジネスを問わず重要になっているWEBマーケティング領域の資格を5つ紹介します。

おすすめのネットマーケティング資格5選

ネットマーケティング検定

この検定では企業のWEB担当者に求められるWEBに関しての汎用的な知識、ネットマーケティングに関する知識が身につきます。これらに加えて、経営戦略と連動したWEBブランディング能力や課題解決に対して重要なファシリテート能力についても精通することが出来ます。なお、WEBブランディングとはWEBサイトを利用して商品やサービスなどのブランドを確立することを指します。また、会議などの場で話が円滑に進むようにサポートする能力のことをファシリテート能力と呼びます。ネットマーケティング検定は、サーティファイWeb利用・技術委員会が主催しています。難易度は比較的易しく、受験者の合格率は70%程度です。平成30年現在の受験料は5,800円となっています。

Webアナリスト検定

この検定では、デジタルマーケティングにおけるWEBサイト改善の流れ、課題発見手法などを身に付けることができます。申し込み後専用のテキストが届き、試験当日にはWEBアナリスト養成を目的とした内容の講座を受けることになります。およそ5時間の講座になりますが、受講せずに試験のみ受けることも可能です。講義を受けた受験者の合格率は80%程度です。主催は日本WEB協会で、受験料は実施会場によって異なりますが、基本的にはテキスト込みで25,920円となります。

Google Analytics Individual Qualification(GAIQ)

これは、Googleが提供するアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの活用習熟度を測るための資格試験です。GAIQを取得する過程で、Googleアナリティクスの基本的な扱い方や、表示される数字の意味、集計や分析の考え方などの知識を習得できます。Googleパートナーに登録さえしておけば、教材のダウンロードや受験などはすべて無料で行うことができます。不合格だった場合は7日後以降に再受験することが可能です。

Google AdWords認定資格

GAIQと同じように、こちらもGoogleが提供しているGoogleアドワーズという広告サービスに関する知識を問われる資格試験となっています。Google AdWords認定資格を取得することで、アカウント管理や効果測定の知識、動画広告などの知識について習熟することができます。特に様々な媒体で広告を出稿したいと考えているマーケティング担当の方におすすめの資格です。Google AdWords認定資格には合計で6つの試験項目があります。共通科目である基礎認定資格試験と、検索広告やモバイル広告などの5つの選択科目試験のうちの1つに合格することで資格認定となります。ですので、自社のマーケティング体制に合わせた項目で受験することが可能となっています。GAIQ同様に受験料は無料で、不合格だった場合も翌日には再試験を受けることができます。

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定

リスティング広告に関する認定試験には、上で紹介したGoogle AdWords認定資格とYahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定の2種類があります。Yahooの認定試験では、TOEICのように試験結果がスコアで示され、スコア別に現在の自分の知識力や応用力がどの程度のものなのかが分かるようになっています。試験は、基礎的な知識力を問われるベーシックと、知識力に加えて応用力が問われるアドバンスドの2つのコースに分かれています。受験料は6,648円です。

資格取得を経て、より強力なマーケティングを展開しよう

マーケティングの資格は持っているだけで成果が出せるわけではありません。しかし、資格を取ることでマーケティングについてより深い知識やスキルを獲得でき、その知識やスキルは成長し続けるWEBマーケティングの現場で戦うための有効な戦力となります。現在では数多く存在するマーケティングの資格ですが、今回紹介したような信頼できる資格を優先的に取得し、より強力なマーケティング展開に繋げていきましょう。

また、具体的に顧客データーベースをマーケティングに活用するために必要なサービスとして「WEBSAS」があります。詳細についてはサイト(https://websas.jp/)にて説明していますので、是非とも確認ください。