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コンテンツ管理システム(CMS)とは

2025/11/13公開
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Webサイトに掲載されるテキストや画像などのコンテンツを、専門的な知識がなくても簡単に作成・編集・管理できるシステムです。
Webブラウザから管理画面にアクセスすることで、コンテンツの登録・修正・削除などの操作が可能になります。
有名なCMSにWordPress、Movable Type、Drupalなどがあります。
CMSを導入すると効率的にweb制作が行えるため、サイト運用が容易になります。

Drupalとは

先述したように、Drupalは代表的なCMSの1つになります。
オープンソースのCMSとなっており、主な特徴として、柔軟な拡張性と高度なカスタマイズ性が挙げられます。
また、豊富なモジュール(機能拡張)やテーマ(デザインテンプレート)が用意されており、用途に合わせてサイトを構築することができます。

コンテンツタイプとフィールドについて

Drupalでは主にコンテンツタイプとフィールドを用いてコンテンツを作成します。
コンテンツタイプとは、サイト内のコンテンツ(記事、商品情報など)の種類を定義する仕組みです。
コンテンツタイプごとにタイトル、本文、画像、投稿日、カテゴリなどの各項目(フィールド)を設定できます。
例えば、
「記事」というコンテンツタイプにはタイトル、本文、投稿日、カテゴリー
「商品情報」というコンテンツタイプには商品名、画像、値段、説明文
など、用途に応じて自由にフィールドを追加したり変更することが可能です。
また、複数のコンテンツタイプに同じフィールドを使い回すことも可能となります。
Drupalでは複数のコンテンツタイプを作成して管理することで、様々な情報を簡単にWebサイトに掲載することができます。

ワークフローについて

ワークフローとはコンテンツの作成から公開までの一連の承認・進行プロセスを管理する仕組みです。
Drupalのワークフローの主な特徴は以下の通りです。

  • ログインするユーザーアカウントごとに「役割(例:編集者、管理者)」を設定し、役割ごとの操作権限を細かく設定することが可能です。
  • 「下書き」「承認待ち」「公開」など複数のコンテンツ状態を設定することが可能です。そのため、編集者→管理者といった段階的な承認フローを設定することができます。
  • 標準機能に加え、専用モジュールを利用することで、より柔軟なワークフローやステータス管理が可能になります。

このように、Drupalでは組織やサイト運営のニーズに合わせて多様なワークフロー設計が可能となります。

まとめ

この記事ではCMSとDrupalについてご紹介しました。
Drupalは標準機能が充実しており、さらに柔軟なカスタマイズが可能なことから、希望に沿ったWebサイトの制作が可能となります。
また、効率的なサイト運用が可能になるため、サイト運営のコスト削減も期待できます。導入を検討してみていただけると幸いです。