顧客データを活用したマーケティング施策の高度化 ~CDPとMAの連携による顧客体験向上~
近年、顧客接点はWebサイト、メール、アプリ、SNSなど多様化しています。
しかし、
- 顧客データが各システムに分散している
- 顧客ごとに最適なアプローチができていない
- マーケティング施策の効果測定が難しい
こうした問題を解決し、顧客理解を深めながら最適なタイミングでアプローチを行うためには、「データの統合」と「施策の実行」を両立する仕組みが必要です。
そこで注目されているのが、顧客データを統合するCDP(Customer Data Platform)と、顧客ごとのコミュニケーションを自動化するMA(Marketing Automation)の連携です。
本コラムでは、CDPとMAを連携させることで実現できるマーケティング施策の高度化についてご紹介します。
- ※CDPとは
CDPは企業内に散在する顧客データを統合し、一元管理するためのプラットフォームです。
例えば- 会員情報
- 購買履歴
- Web行動履歴
- アプリ利用履歴
- 問い合わせ履歴
- ※MAとは
前回、各種MAツールについてご紹介しました。
前回の記事はこちら
各種MAツールのご紹介
CDPとMAを連携するメリット
1. より精度の高い顧客セグメント
- 購買傾向
- 閲覧履歴
- 行動履歴
2. パーソナライズ施策の実現
- メール
- Webコンテンツ
- アプリ通知
3. 顧客ジャーニー全体の可視化
顧客との接点を横断的に把握し、施策改善につなげられます。
活用シナリオ例
ECサイトの場合
- 商品閲覧後に未購入ユーザーへメール配信
- 優良顧客向け特別キャンペーン案内
- カゴ落ちユーザーへのリマインド施策
BtoBマーケティングの場合
- 資料ダウンロード後のナーチャリング
- セミナー参加者へのフォロー
- スコアリングによる営業連携
関連ソリューション
CDPとMAを組み合わせることで、顧客データを活用した高度なマーケティング施策を実現できます。
パターン1:Treasure Data CDP × Adobe Marketo Engage
CDP(Treasure Data) で顧客データを統合し、MA(Adobe Marketo Engage) でリードナーチャリングやメールマーケティングを実施します。
◆活用例
- 顧客属性と行動履歴を活用したセグメント配信
- スコアリングによる見込み顧客の抽出
- 営業活動との連携強化
パターン2:Treasure Data CDP × Adobe Journey Optimizer
CDP(Treasure Data) に蓄積した顧客データをもとに、MA/CJM(Adobe Journey Optimizer)でリアルタイムな顧客体験を提供します。
※CJM(顧客ジャーニー管理:Customer Journey Management)
◆活用例
- 顧客行動に応じたリアルタイム施策
- オムニチャネルでの顧客コミュニケーション
- 顧客ジャーニーの最適化
パターン3:Treasure Data CDP × Adobe Marketo Engage × Adobe Journey Optimizer
顧客データの統合からナーチャリング、リアルタイムコミュニケーションまでを一貫して実現します。
◆活用例
- BtoB/BtoCを横断した顧客データ活用
- パーソナライズされた顧客体験の提供
- データドリブンなマーケティング基盤の構築
まとめ
顧客接点が多様化する中で、顧客データの統合と活用はますます重要になっています。
CDPとMAを連携することで、
- 顧客理解の向上
- パーソナライズ施策の実現
- マーケティング成果の向上
が期待できます。
顧客体験価値向上に向けて、CDPとMAを活用したデータドリブンマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか。