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運用

"アプリを作っただけ"では意味がない? ー KARTE for Appで変わる顧客体験

2026/07/02公開
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アプリを作ったのに成果が出ない?

近年、多くの企業が顧客接点の強化を目的にスマートフォンアプリをリリースしています。
一方で、「ダウンロードはされても継続利用につながらない」「売上やLTVに寄与しない」といった課題もよく聞かれます。
アプリはあるが、活用しきれていない――こうした状態に陥っている企業は少なくありません。

なぜ"作るだけ"で終わってしまうのか

その背景には、アプリが「リリースすること」がゴールになってしまっている点があります。
実際、アプリのインストール後30日時点での継続率は平均4%程度というデータもあり、大半のユーザーが離脱している現実があります。
リリース後にユーザー行動を理解し、体験を改善していく仕組みがなければ、アプリは"使われない資産"になってしまいます。

必要なのは"顧客の今"に合わせた体験設計

アプリの価値は単なる機能提供ではなく、ユーザーの状態に応じた体験を届けられる点にあります。
「誰に、どのタイミングで、何を届けるのか」――この設計ができていなければ、アプリはただ存在するだけのチャネルになってしまいます。

KARTE for Appが提供する5つのアプローチ

KARTE for Appは、アプリの継続率・エンゲージメント向上のため、以下の5つのアプローチを提供します。

  1. ユーザー理解:行動・属性データをリアルタイムに統合し、一人ひとりの「今」を可視化
  2. オンボーディング最適化:初回起動時の体験設計で、早期離脱を防止
  3. パーソナライズ:ユーザーの状態に応じたコンテンツ・訴求の出し分け
  4. アプリ内メッセージ:適切なタイミングでのポップアップやバナー表示
  5. プッシュ通知:休眠ユーザーへの復帰促進や、タイムリーな情報配信

これらの施策は管理画面上からノーコードで設定できるため、開発工数に依存せずスピーディに仮説検証を回せます。

実際の成果事例

KARTE for Appを導入した企業では、具体的な成果が出ています。

【事例①】テレビ東京様(ビジネスオンデマンドアプリ)

アプリ概要 ビジネスパーソン向けの経済・マーケット情報を提供する動画配信アプリ
月額制でWBSやモーサテなどの経済報道番組をCMなし・倍速再生で視聴可能
課題 コンテンツが豊富すぎて、ユーザーがどれを見ればよいか迷い離脱していた
施策 インストール後2回目の起動時に、おすすめ番組をポップアップで訴求
結果 未実施グループに比べ、約2.1倍のCVR向上。リテンション率も32%→60%に改善

【事例②】TSI ECストラテジー様(MIX.Tokyoアプリ)

アプリ概要 複数ファッションブランドを横断して購入できる公式ECアプリ。
NANO・universeやJILLSTUARTなど人気ブランドを取り扱う
課題 購入意欲が高いユーザーだけに効率的にアプローチしたい
施策 カートに商品を追加したが未購入のユーザーに、おすすめ商品をプッシュ通知で配信
結果 プッシュ通知クリック経由のCVRが29%を達成(他施策と比較しても非常に高い数値)

【事例③】JapanTaxi様(JapanTaxiアプリ)

アプリ概要 スマートフォンからタクシーを呼べる配車アプリ。
位置情報を使った乗車地点指定やアプリ内決済に対応し、タクシー利用をスムーズにする
課題 一定数のユーザーがクーポン未使用のまま失効。自社システムでのリマインドは費用対効果が合わず見送っていた
施策 自社DBとKARTE Datahubを連携し対象ユーザーを自動抽出、「3日前」「7日前」にリマインドプッシュ通知を配信しABテストを実施
結果 ABテストにより、クリック率が22.4%向上

【事例④】パル様(PAL CLOSETアプリ)

アプリ概要 PALグループの公式アプリ。
3COINS、Kastane、Loungeなど人気ブランドのスタッフコーディネートやブログをリアルタイムでチェックでき、店舗検索も可能
課題 アプリ独自機能の使い方がわかりづらく、利用率が低かった
施策 一度も機能を使っていないユーザーにガイドを表示
結果 フォロー率が180%以上向上。位置情報を活用した来店促進も最小工数で実現

重要なのは"ツール"ではなく"運用"

一方で、ツールを導入するだけで成果が出るわけではありません。
成果を分けるポイントは、どのようなデータを取得するかというイベント設計や、KPIの設定、そして施策の検証と改善を継続する運用体制にあります。
SCSKでは、導入時の設計支援から運用フェーズのサポートまで、一貫した伴走支援体制を提供しています。

アプリを"顧客体験の基盤"へ

アプリは、ユーザーとの距離が最も近い接点のひとつです。
この接点を「作っただけ」で終わらせるのではなく、顧客理解と体験設計の基盤として活用することで、初めてその価値を発揮します。
「アプリを作ること」から「アプリで顧客体験を高めること」へ。その実現に向けて、KARTE for Appは有効な選択肢のひとつといえるでしょう

※KARTE for Appの基本的な機能や導入から運用の流れについては、こちらのコラムもご参照ください