新入社員の技術勉強日記(2)画面遷移の実現に向けて
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今回実装したのは、数字登録の画面遷移です。私の担当システムがMVCで構築されているということで、実業務に入る前に教育の一環として下記のようなシンプルな画面遷移の課題が提示されていました。

実装において最も理解に苦しんだ点が、Controllerがどのような画面表示の指示を出しており、どのように入力値を連携しているのかという点です。
実際に構築してみたところ、ファイルの構成と全体像は以下の通りとなりました。

前回までで、MVCが分業のために用いられていることは学べていました。
そのため、今回の課題実現のためには、各表示画面ファイルのほかに入力された数字の管理や計算をするファイル、その指示を出すファイルが必要ということもイメージできました。
司令塔の「RegisterNumber.java」をユーザーはどう呼び出せば良いのでしょうか?
入力画面を「http://***/NumberRegistration/WebContent/registerForm.jsp」なんておかしいですし、それでは「RegisterNumber.java」は作成する意味がなくなってしまいますよね。後、図2の構成でファイルを配置してjspファイル名を直接入力してもページの表示は出来ませんでした。。。
そうだね。
WebServletアノテーションを使ってサーブレットファイルにインポートしておくことで、URLが指定出来てServletクラスにアクセスできるよ。
なるほどです!後、Controller→Viewへ遷移をしたいときは、forwardメソッドを利用するんですね。
基本的にMVCモデルではJSPファイルはサーブレットからフォワードされて動くことを前提とするため、「WEB-INF」以下のディレクトリに配置することで、直接JSPファイルにリクエストできないようにしているのだそうです。
アノテーションとforwardメソッドを上手く組み合わせることで、サーブレットファイルを呼び出し、さらにそこからViewへと遷移している、という仕組みがようやく理解できました。
次回からはサーブレットファイル内にどんな処理を書いていくか、学んだ過程をご紹介したいと思います。